今日は、前回の「試験に行ってきたよ!」という内容のブログの続きで、【パニック・不安持ちだけどチャレンジしたい人】に向けて書きたいと思います。
考えるだけで緊張してしまう人もいますよね。私自身がそうでした。
でも前向きに行きたい時には、是非チャレンジしてほしいです。
ベタですが、「失敗」なんてないし、必ずこれからの自分に繋がります。
あの手この手で対策練って、自分を応援してあげてください。
無理な時は、やめて帰ってくればいいだけです。
不安・緊張はコントロールできる
試験・テスト・本番を成功させたいと思えば思うほど、緊張して具合が悪くなりますよね。
そのような時は、次のことを「見直し/チェック」してみてください。
目に見える情報にすることで「~かもしれない」から作り出してしまう不安をぐっとへらすことができます。
本番当日の資料に印をつけたら「自分の言葉で」箇条書きで書き出してみましょう。上手に書く必要はありません。書くのが好きな方はシールや色ペンで楽しんで書いてみてくださいね!
また、大事な本番前の方は、是非カウンセリングを受けてみてください。
「不安なことを話す」ことで沢山の情報整理ができますし、気づきを得られます。
今の自分に必要な「克服ワーク」を実行して体質改善すると、緊張やストレスに体が過剰に反応することも減り、新しいことを楽しんでチャレンジできますよ。
* 本番達成のためのチェック項目 *
✅ 本番はいつですか?あとどのくらいの日にちがありますか?
・準備に使える時間を目に見える形で確認しましょう。始めは手帳のカレンダー形式のものだとわかりやすいですね。慣れてきたら一日の時間帯を書き込めるタイプにすると、時間の使い方が上手になってきます。
・使える時間が見えてきたら、「できる/できない」は気にせず、まずは思いつく準備などをカレンダーに書きこんでみましょう。
✅ 練習や勉強をできる限り当日まで重ねましょう ♪
・不安な部分を書き出して、終わったらチェックします。目に見える形でできたことをチェックすることで、達成感に繋がり、チャレンジを続けやすくなります。
・1分でもできたら「できた!」とカウントします。ハードルは低めがいいですね。長く続けて習慣化しやすいし、何よりも「やってみた」ことが大事です。
・もし準備期間がない時は「当日できること」があるので、大丈夫ですよ。焦らず、今できることで十分です。
✅ 会場はどこですか?
・可能であれば、会場まで実際に行ってみてください。頭の中での想像が減って、かなりの不安が消えるはずです。
・行けない時は、GoogleマップやWEBなどを使って、会場までの道のりや建物を写真などの「イメージ」で確認します。目で見ることで現実的なシュミレーションができるので、「大丈夫!」を増やすことができます。
✅ あなたが不安に思っていることは何ですか?
・小さなことでも構いません。自分の気持ちを自分の言葉で書き出しましょう。文章で思いつかない時は、「不安」「怖い」など単語で書いてもOK。頭の中のグルグル思考を一度外に出しましょう。
・答えや対処方法が明確なものは、一緒に書いておきます。この作業で実際に準備することが出てきたら行動に移して、準備できたものに「できた!」チェックをしてくださいね。
・「全てに答えや対処法を書かないといけない」ということではありません。答えがないものは沢山あるし、体調が整えば「ま、いっか!」と思えるものがほとんどです。どうしても明確に書きたい時は、自分が決めたことが今の「答え」。答えが沢山あるものもあるし、変わっていくものでもあります。
✅ 不安対策としてできることは?
・当日はハンカチかマスク(肌に当たらない部分)にアロマを少量つけておくのも良いと思います。匂いがきつくなりすぎないように事前に試してみてください。
緊張をほぐしたい時は、ラベンダーやイランイランの精油が一般的ですが、自分が好きなものが一番だと思います。
・不安対策としての当日の服装は、締め付けの少ないもの、調節のしやすいもので、上半身は涼しく、足元が温かくなるようにします。体内の流れがスムーズになるための工夫です。パニックの人は特に上半身に溜まりやすいので(冷えのぼせ)、お腹~腰回りや足首なども温かくしましょう。
私の場合はウールのソックスや綿100%のレギンスをいつもの靴下や洋服の下に重ねています。
・スーツやお化粧で前向きにやる気スイッチが入る場合もあるので、自分はどのタイプか思い出してみましょう。戦闘モード・なりきりモードのほうが頑張れる人もいます。
✅ 準備品・注意事項は何ですか?
・情報を印刷したり、紙に書いて、「自分の言葉で」まとめます。具合がわるくなってもトイレに行ける!とか、試験官に声をかけていい!など、自分が安心できる書き方にすると良いですね。
・問い合わせ先の番号もメモします。試験の場合持ち込めないものもあるので、不安に思うことがあれば、思い切って電話をして確認すると「考えすぎ」を防げますよ。
✅ 何時からスタート/何時に会場入りですか?何時に家を出たら間に合いますか?
・ざっくり「何時頃」ではなく、1時間前(またはもう少し前)に着くくらいの予定を「時間で」書きます。逆算が苦手な人・スケジュール通りに動くのが苦手・不安な人は、「乗り遅れたらこの便」などいくつか書いておきます。
・移動中に具合が悪くなっても休憩できるように、近くのコンビニやトイレをチェックするのもいいですね。
・体調がすぐれない時は誰でも「予定通りに行かないのが普通」なので、できなくても「チャレンジしたこと」をべた褒めしてくださいね!
✅ 体調から整えてストレス対策
・生活のリズムを当日に合わせて少なくとも1週間前から実行します。睡眠を7時間以上とることや、質を上げるために夜のスマホは控えめにするなど、自分ができそうなことを1つでもやれたら「できた!」チェックです。
・「やらなきゃ」と思うと緊張して眠れない人は、お風呂に浸かって一度体温をあげてから寝たり、頭の上部を冷やすことで眠りやすくなります。
・食事も大きく影響しますので、ファストフードよりは温かい定食を「よく噛んで」食べます。噛むこと=リズム運動なので、栄養を吸収しやすくするだけでなく、セロトニン(幸せホルモン)を作るのにも必要です。味わって食べると五感を使うので、不安感に集中しすぎるのを防ぎます。
✅ 「猫背」「崩れた姿勢」に気を付けて!
・首(頸椎)や背骨は神経の通り道です。自律神経のコントロールと大きく関わっています。猫背は呼吸が浅くなる原因にもなるので、胸を天に向けるような「大威張り」するくらいの姿勢で過ごせるようにしてみてください。
・骨盤(腰骨)は立てます。背筋を伸ばすとおへそがしっかり前を向いて腰にカーブができますが、これが骨盤が立っている状態。股関節等のねじれを取るストレッチなどもおすすめです。
・長年続けてきた態勢や癖から「正しい姿勢」が辛い方も多いと思います。可能な方はカイロプラクティック等で整えてもらうと別人のように変わることもありますよ!脳が慣れると「正しい姿勢」=「自分のいつもの姿勢」に変化していきます。
✅ 日頃から「お守りフード」を持ち歩こう!
・YouTubeに以前UPしましたが、不安に効果的な「コンビニで買えるおやつ」があります。よく噛みしっかり唾液を出すことで、副交感神経が優位になりリラックスにつながります。
・咀嚼(そしゃく=噛むこと)はリズム運動でもあるので、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを生成します。私はよくナッツ類(くるみやアーモンド)をいつも持っています。溶けなければ、アーモンドビターチョコを「少量」食べるのもいいですね。
・ジュースなど糖分を多く含む甘いものは摂りすぎないように注意が必要です。メンタルを乱す原因となります。またスポーツドリンクもかえって脱水の原因となることがあるので一口ずつ小分けに飲むか、糖類を含まないお茶やお水にしましょう。
・脳にブドウ糖を補給したい時は、ブドウ糖の飴やラムネを少量摂ると良いですね。
・どうしてもスナック菓子や甘いものに手が伸びてしまう方、たんぱく質に置き換えましょう。当日ならアーモンドドリンクやプロテインバーなどが元気になると思います。
✅ 当日できること
・当日も上記の「お守りフード」活用してくださいね!
・早めに着いたら、近場を散歩したり軽くジャンプして、ストレッチをしながら日光に当たりましょう。全身の筋肉を緩め、正しい姿勢ができるように気を付けて、深い呼吸ができる状態にします。疲れない程度に歩くことで血液の循環が良くなり、緊張からの「冷え」を起こりにくくしましょう。
・リラックス/ノリノリの音楽で気分を高めるのもいいですね。音楽も波長を整えてくれる最強アイテムです。
・カイロやアロマなど、感覚的に働きかけてくれるものもあるとそちらに集中することで緊張から解放されやすくなります。
・不安になってきたときは今まで準備したメモを見直してください。準備段階でしっかりやることは達成しているのがわかると自信につながります。
・口が乾いている時は、口を動かして唾液を出してください。副交感神経(リラックスモード)のスイッチをONにします。可能であれば飴などをなめておくのも落ち着きやすいです。
✅ 本番中/試験中に緊張しちゃった!
・大丈夫!緊張して当たり前!いい調子で進んでいます。姿勢を正して、息をゆっくり吐いて、椅子などにくっついている部分の感覚を感じます。
・資料や試験問題などを「読む」ことでも、緊張している時とは違う部分の脳を使うため落ち着きます。
・肌触りの良いフワフワのタオルハンカチや服に触れるのもいいですね。五感を使ってください。
・全身に力が入っていたら、手のひらを上や外に向けて開きます。どうしても無理な時はトイレに行かせてもらったり、試験官の人などに具合が悪くなったことを話してくださいね。
・無理する必要はありません。「やめてもいい」ことを自分自身に教えてあげてください。十分頑張ってきました。
✅ 失敗したら・・・と考えてしまう時
・もし途中であきらめてしまっても、試験や結果が不合格だったとしても、会場やテストの内容などの情報収集することが「できて」います。「次の本番の準備に行った」「何度でもチャレンジしてOK!」ということに気づいてください。
・学校のテストなど受けなおしができないものも、「体調が悪かっただけ」と理由をつけていいんです。「チャレンジできたことがすごい!」「できた!」と達成したことをカウントしましょう!
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ちなみに今回の私の試験は「CBT試験」というパソコンで回答していくものだったので、その場で合否を確認して終了!というものでした。
参考までに書くと、最初に別室で説明を聞いたあとに荷物は全て指定のロッカーに預けましたが、ハンカチは裏表を事前に見せてチェックしてもらうと持ち込むことができました。ペンと紙は貸し出されたものを使いました。音が気になる方はヘッドホン型の防音用のイヤーマフがあります。試験時間は止めることができませんがトイレ退室OKでした。
会場によって持ち込めるものは異なると思うので、心配な方は事前に問い合わせてみてください。
今どきの試験システムに時代の流れを感じながらのチャレンジは無事合格で終えることができました!
「合格」もすごーく嬉しかったのですが、何よりも「試験受けられるようになった私、すごーい!!」と。笑
だって、子どもの時からの重大な悩みでしたから。。
次はまた近いうちに受験できるよう、頑張っています。
私だけの体験でなく、きっと読んでくださっているあなたも体験することです。
本当に意味あるの?こんなことで変われるの?普通じゃん。と思っていることこそ、生きるために必要なことなんですよ。
そこに気づけたときが、変われる時です。
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