学生時代に辛かったこと

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「病気」と知らなかった学生時代

みなさんは、このような状態・場面で苦しんだことはありませんか?

  • チャイムが鳴り、授業が始まると具合が悪くなる。教室にいられなくなる。
  • 授業中、「手まぜ」や「体を動かす」ことで具合の悪さをごまかし、結果先生に叱られる。
  • 人が自分の後ろにいると辛い。できれば一番後ろやドアの近くがいい。
  • 話すときに緊張する。発表ができない。冷や汗が出る。
  • 人の「視線」が怖い。
  • 「みんなにどう思われているか」が怖い。
  • 仲良しの友達とも一緒に下校できなくなる。
  • 集会など、「大勢」「集団」の中にいられない。
  • スクールバス、電車など、「乗り物」全般に乗れなくなる。
  • みんなと同じようにできない自分を責める。
  • 正常な「息の仕方」「心臓の動かし方」がわからない。
  • 一人になりたい。でも孤独で涙が出る。
  • 常に不安と焦り、悲しみでいっぱいの状態。

中学2年生の夏、突然「心臓がバクバクする」「呼吸困難」「めまい」「お腹が痛くなる」「立っていても座っていても苦しい」などの症状が一気に重なり、悩まされるようになりました。

それから「またあの状態になるかもしれない」と常に不安になり、普通に生活するのが困難になっていきました。

「自分はおかしいのかもしれない」「死ぬのかもしれない」「自分がだらしないだけなのでは」と誰にも相談できず、恥ずかしさもあり、保健室で過ごす日々が続きました。

「誰にも話せない」ので、その当時は「病気」「病名があるもの」とは知りませんでした。

勉強は好きでしたが、授業に出られなくなり、体調不良から集中もできず、成績が落ちては自分を責め、その後父も急死してしまい、家族は崩壊寸前。
生きる意味が分からなくなっていきました。

今、「自分も病気なのかな」と不安なら

自分も病気なのかもしれない、と不安なら、誰かに思い切って話してみてください。

自分がどういうときに、具合が悪くなってしまうのか
どんな時に不安になるのか
具合が悪いときはどうしてほしいのか
ひとりになりたいのか、そばにいて欲しいのか

誰かに知ってもらうだけで、ひとりで抱えてたときよりも、ずっと楽になりますよ。


 

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社会人生活で再発

「パニック障害(パニック症)」に限らず、生きづらさを抱える方のカウンセリングを行っています。
直接話して、元気になりたい!克服したい!と思ってくださった方はボイスマルシェのカウンセラーページよりお越しください。匿名でご相談いただけます。

日程が合わない方はカウンセラーページよりリクエストを出してくださればできる限り調節いたします。
過去のこと・思い当たる原因・出来事も深く関わっている場合も多く、話して楽になることで気持ちを切り替えて行動できる方も多いです。

また、「こうしたら良い」という内容が一人ひとり状況によって違うところが、克服を難しく感じるところだと思います。
病名がなくても、お子さんのことでも良いです。自由にお話いただけます。
あなたの生活やこれまでの体験を伺うことができれば、より具体的なアドバイスができますので、一緒に改善の道を見つけましょう。

一人でも多くの方が元気になることを心から願っています。
元気になったら、皆さんが是非、次に苦しんでいる人を元気にしてあげてください。