女性同士の関係について
以前、カウンセリング体験談を書いてくださったよっちゃんさんが「人間関係」についてのテーマを出してくださったので、今日は「女性同士」について書きたいと思います。
女性同士、女の子同士の人間関係は、小学生の子たちを見ていても、常に難しいものだと感じています。
女性・女の子は、一般的には「グループ」となりやすく、「閉鎖的な狭い世界」「自分はどう思われているか」に目が行きがちです。
周りの人と比較しながら、自分はどうなのかを見ている(相対評価)ため、誰かが幸せそうにしていると嫉妬をしたり、違う意見を言われると自分を否定されたように感じる人もいます。
そして、その「グループ」の状況を辛く感じる人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
どうしても女性の集団の中へ入らないといけない状況は沢山あると思います。
そんな時は、苦手な人にこそ「笑顔で」「沢山」回数を重ねて話しかけてみることで円滑な人間関係を築くことに繋がります。
深い話でなくて大丈夫。TVの話とか、お天気の話とか。当たり障りのない会話で十分です。
心理学で「単純接触効果」というものがありますが、一回で相手と長く話すより、短時間でも沢山顔を合わせるほうが好意的になる・印象が良くなる、というものです。
最初に「苦手だな…」と思っていた人ほど、実はとても気の合う人かもしれませんよ!
「文面」での会話はトラブルの元!?
そして、特に女性同士の関係で大切なのは「文面での話し合いは避ける」ことです。
「集団が好き」「仲間意識」→グループトークを始める流れとなり、その後は気軽に発言できる便利なツールだと、何かを決めるときも文面での話し合いに発展します。
- 「文章だとニュアンスが伝わりにくい」=誤解を生みやすい
- 「後に残る」=訂正が難しい 、拡散されやすい
- グループトークだと同時に大勢が閲覧できるため誤解を生むと孤立しやすい
よって、LINEなどは便利な反面、非常に女性同士のトラブルが起こりやすい状況ができてしまいます。
最近は学校のクラスや役員等で、どうしてもグループで文面でやり取りをしなくてはならない場合も多いようですが、基本的には「業務等の連絡のみ」「お知らせ通知目的」と前提を置くことがトラブルを避ける有効な手段になると思います。
気軽な会話のつもりでも、一度誤解が生じると、女性同士の出来事は後に残りやすいです。
できれば、「声」「表情」「ジェスチャー」などで、ニュアンスが伝わりやすいコミュニケーション方法を選びましょう。
電話や直接会って話をすれば、文面での会話よりは圧倒的にトラブル回避になります。
子ども同士であっても現在はスマホ上でのトラブルが多いようです。
大人が十分、配慮してあげてくださいね。
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