雨音は「1/fゆらぎ」憂鬱な季節に癒しを見つけよう

こんにちは、雨の季節、いかがお過ごしでしょうか。

ようやく晴れても蒸し暑く、過ごしやすい日はなかなかありませんね。

湿度が高いというだけでも、体が重くて、とにかくやる気が起きなかったり、頭痛などの不調に悩まされる方も多いと思います。

こんな時こそ、「雨」を好きになってみませんか? ☔

憂鬱でニガテだった季節も、工夫次第でステキな時間に生まれ変わりますよ。

梅雨や冬など季節に左右されていた私の小さな工夫も含めて、良さそうなものがあれば取り入れてみてください。

雨音には癒しの効果がある

癒しの音楽で、ギターやピアノと一緒に「雨音」が入っていることがありますね。

雨だけでなく、「水の流れる音」「自然の音」がヒーリングミュージックとしてよくCDになっています。ヒーリングは、治癒・癒し・回復といった意味があります。

これらの音源は、リラックス効果がある「1/fゆらぎ」(エフぶんの1ゆらぎ)というリズムを含んでいて、私たちをリラックスさせる効果があるため、日常でもよく使用されています。

「1/fゆらぎ」を簡単に言うと「規則性のあるものと、不規則(ランダム)なものの中間のリズム」です。fは、周波数を表しています。

ウィキペディアによると、神経細胞(ニューロン)から電気信号を送るときの発射感覚も「1/fゆらぎ」であることがわかっているそうです。

神経細胞(ニューロン)の電気信号が細胞の末端まで伝わることにによって、神経伝達物質(自律神経を指示する物質)が放出されています。リラックスするための副交感神経を優位にするのも、この働きによるものです。

リラックスできるリズムと、副交感神経のつながり。不思議ですね~。

神経細胞(ニューロン)の他には、体内では「心拍数(心臓のトクントクン)」「眼球の動き」なども1/fゆらぎだそうです。

またクラシック音楽や、歌声、話す時の声にも表れることがあるそうですよ。リラックスできるものには、実は1/fゆらぎが含まれているのかもしれません。

クラシックでは特にモーツァルトやショパン、日本の伝統音楽「雅楽」、日本の歌手の方では宇多田ヒカルさんや徳永英明さんなどが1/fゆらぎの歌声を持つと言われています。

1/fゆらぎは、自然の中に沢山溢れています。「雨音」「雨が降ってくる様子」や、「滴り落ちる雫」「雨に打たれた木々の緑」をぼんやり眺めてみましょう。

雨に濡れた木々は、リズムだけでなく、色彩も鮮やかで美しく、輝いて見えますよ。

太陽光、木漏れ日、風、木々が揺れる様子、木々が揺れた時の音、小鳥のさえずり、虫の音、打ち寄せる波、波の音、炎のゆらぎ、蛍の光、電車のガタンゴトンという音、地球の自転まで・・・心地よく感じるものを沢山探してみてくださいね✨

乗り物が苦手でも、「ガタンゴトン」というリズムは「リラックス効果がある」と知ると、ちょっとだけ安心できませんか?

「窓を開けたくなる」のも、私たちは無意識に光や風、木々のリズムを求めているのかもしれませんね。

グッズや家電製品などにも応用が進んでいますし、気軽に始められるお香の煙やアロマキャンドルの炎も、香りも合わさって気持ちをリラックスさせてくれそうですね。

各イメージが伝わるようにリンクを張ってますので、身近なところでも似たようなものを探してみてくださいね。

マッチ型のお香、頂いてとても気に入っています♡すぐに火もつけられるし、可愛くて良いですよ(参考リンクはラベンダーです)。

なぜ1/fゆらぎでリラックスできるようになるの?

人はなぜ、1/fゆらぎでリラックスできるようになるのでしょうか?

私は少しだけバイオリンを触ることがあるので、弦楽器でも起こる「共鳴」(きょうめい)を思い出しました。

「共鳴」とは、例えば「ミ」の音を「正確に鳴らす」と、「ミの音に正確に調節してある別の弦」が同時に振動して、2つ音が聞こえてくるものです。オクターブが違っても、共鳴します。

「直接鳴らしていない」けれど、周波数が合うと「共鳴し合う」(振動し合う・音が鳴り合う)という現象ですね。学校の理科でも出てきたと思います。

私たちの目(視覚)・耳(聴覚)・肌(触覚)などの「五感」を通じて1/fゆらぎを感じることで、体内の電気信号やリズムが「共鳴」して整い、結果リラックスできるように調整されていく、ということです。

物理的な現象でも説明がつくので、リラックス効果を沢山生活の中に活用したいですね。

バイオリンの曲を弾いたり聴いたりすると、すごく頭がスッキリし、心から落ち着いて気持ちよくなるなぁとずっと思っていました。

子どもが抱っこされて落ち着くのは、体温だけではなく、お母さんの心臓のリズムや声に共鳴しているからでもあるようです。好きな人と一緒にいるときや、動物と触れ合っているときも同じですね。

「1/fゆらぎ」で脳波は「α波」になる

よくリラックス音楽に「α波」(アルファー波)と書いてあるものを見かけますが、これは1/fゆらぎの共鳴によって、脳波がα波になり、リラックスを期待できますよ、ということです。

これは日本の物理学者・武者利光氏の、自然界の1/fゆらぎ音と脳波の研究によるもので、「α波」とは、「私たちがリラックスしている時の脳波」です。

ちなみに目を閉じて安静にすることでも、脳波は「α波」になりますよ。短い仮眠や瞑想などでスッキリするのは、このためですね。

私は雨の日に音楽を聴きながら、香りのいいホットコーヒーを飲むのが好きです。ホットドリングの「湯気」も「1/fゆらぎ」ですね。

音楽の聴覚と、湯気の視覚で1/fゆらぎを感じて、脳波がα波になるから、リラックスできて心地よい、ということです。

自分のお気に入りの音楽を聴いたり、窓の外を眺めたりしながら、雨でも癒しを沢山見つけてみましょう。

「自然とつながろう」ということを、私は食などを通じても沢山皆さんにお伝えしています
自然と共に生きる、ということが、生きるために重要だからです。

都会でも太陽光は届くし、室内でも窓を開けると風を感じることができます。

身近なところに小さな自然・癒しを見つけて、リラックスできる時間を作ってくださいね。

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